<センバツ>高松商・上田、確かな手応え 一矢報いる2点打
◇第91回選抜高校野球・2回戦 ○市和歌山6-2高松商●(28日・甲子園) 高松商の6番・上田が2点打で一矢報いた。6点を追う六回1死満塁。3球目が顔の近くを通り過ぎ、「相手に向かっていく気持ちになれた」。得意な直球に狙いを絞り、甘く入った4球目を上からたたくと、打球は右前適時打になった。投手として入部したが昨秋は出場がなく、打力を生かすために打者転向し、冬場にバットを振り込んだ。背番号17の2年生は「やってきたことは間違いじゃなかった」と確かな手応えをつかんだ。 【注目プレーをダイジェスト動画で】四回裏、市和歌山・壱岐のタイムリー