声援を力に変え…自己ベスト更新し国スポへ!ウエイトリフティング・山本大樹選手(笠岡工業)【岡山】
岡山放送
高校生のウエイトリフティング競技です。9月8日、岡山県高校選手権大会が開かれ、2024年のインターハイ5位入賞の高校生が大会記録更新に挑みました。 8日に倉敷市で開かれたウエイトリフティング県高校選手権。競技は、バーベルを一気に頭上まで上げるスナッチとバーベルを肩の高さで一度止めてから再度持ち上げるクリーンアンドジャークの2種目で行われ、重さの合計を競います。 注目は、笠岡工業3年の山本大樹。8月のインターハイでは96キロ級で5位入賞を果たし、佐賀で行われる国スポへの出場も予定しています。 まずはスナッチ。1回目の試技で早速、大会記録の105キロに挑戦しますが…1回目は失敗。しかし2回目の試技で重さを1キロ上げ、大会新記録に挑みます。 (笠岡工業3年 山本大樹選手) 「1回目ミスしてしまったので、記録更新を狙うなら106キロを全力で取るしかないという考えでいった」 2回目は見事成功し、スナッチの大会記録を更新します。 続いてはクリーンアンドジャーク。135キロ、この種目でも大会記録を更新しました。3回目の試技では自己ベストを超える140キロに挑戦します。 (笠岡工業3年 山本大樹選手) 「いろんな人に応援されて残りの力を全部出した」 声援を力に変えた山本。2種目トータルで246キロと、自己ベストを更新し、大会新記録となりました。 (笠岡工業3年 山本大樹選手) 「今までの自分の記録を更新できて満足に近いくらいうれしい。いろんな人に応援してもらって最後はやり切ろうという気持ちでいけたのが力の一つになった。国民スポーツ大会上位を狙って頑張ります」
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