磯村勇斗主演『若き見知らぬ者たち』インターナショナルビジュアル&メイキング映像公開
磯村勇斗主演が主演する映画『若き見知らぬ者たち』(10月11日公開)より、インターナショナルビジュアル、ビジュアル撮影のメイキング映像が解禁された。 【動画】磯村勇斗、岸井ゆきの、福山翔大、顔に泥のペイントかけられ強風浴びる 『若き見知らぬ者たち』メイキング映像 本作は、映画『佐々木、イン、マイマイン』(2020)で新人賞を総なめにした内山拓也監督の商業長編デビュー作。内山監督の身近に起こった事件からインスパイアされた題材をもとに、徹底してリアリティを追求したオリジナル作品で、フランス、韓国、香港、日本の4つの国と地域で共同製作された。 風間彩人(磯村)は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れていた。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えていたが、彩人の親友・大和(染谷将太)の結婚を祝う宴会の夜、彼らのささやかな日常は思いもよらない暴力によって奪われてしまう。 ビジュアルは、メインキャストの磯村、岸井、福山を捉えたもの。PARCOやCOMMEdesGARCONSの広告などを手掛け、「東京ADC」や「東京TDCグランプリ」など数々の広告賞を受賞してきた井上嗣也がアートディレクターを担当。フォトグラファーには「東京ADCグランプリ」や「NY ADC photographer部門」金賞などを受賞している吉田多麻希を起用し、国内外でのグローバルな展開に向けた仕上がりに。 ビジュアルのコンセプトは<苦悩/葛藤/貧困/意思/肉体/優しさ>。プレッシャーや苦悩を象徴した黒い泥を浴びながらも、個人それぞれの強い意志を感じる3人の眼差しが印象的なものとなっている。 5月14日~26日に開催された第77回カンヌ国際映画祭のマーケットでは、本作の幹事会社・カラーバードのブースにて、本ビジュアルを大きく打ち出し、世界の映画関係各社へ向けてアピールした。 またメイキング映像には、顔に黒い泥のペイントをかけられ、強風を浴びながら、写真を撮影される磯村、岸井、福山の姿が。撮影後に福山は「あの風が、色々と理不尽なことが起きるこの映画の物語そのものだなと感じ、この風に立ち向かいたくなりました」と感想を述べている。 映画『若き見知らぬ者たち』は、10月11日より全国公開。