来夏ウルブズから再び主力選手が引き抜かれるかも プレミア降格であればマテウス・クーニャの移籍は避けられない
プレミアの他のクラブが獲得を検討
今夏ペドロ・ネト(チェルシー)やキャプテンを務めていたマックス・キルマン(ウェストハム)といった主力選手を売却したウルブズ。昨夏にもマテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ)やルベン・ネヴェス(アル・ヒラル)らを手放しており、ここ数年は主力選手の退団が相次いでる。 ビッグクラブへの移籍は中堅クラブにとっては避けられないことであるが、現在のウルブズに欠かせない選手の1人であるマテウス・クーニャに大きな注目が集まっているという。英『Football Insider』が報じている。 アトレティコ・マドリードからやってきた同選手は昨シーズン、プレミアリーグ32試合に出場し、12ゴール7アシストを記録。今シーズンもここまでリーグ戦7試合で3ゴールを挙げている。ウルブズの攻撃を牽引する選手の1人だが、ウルブズは現在1分6敗でプレミアリーグ最下位に沈んでいる。 降格の可能性もあってか、マンチェスター・ユナイテッドやアストン・ヴィラなどでスカウトを務めた過去を持ち、現在もサッカー界に幅広い人脈を持つミック・ブラウン氏によれば、現在他のプレミアリーグのクラブがクーニャに目を光らせているとのこと。 まだ25歳のクーニャの獲得にはウルブズもそれなりの金額を要求するだろうが、もしプレミアリーグ降格となると現在の財政状況も相まって格安で売らざるを得ないかもしれないと同メディアは伝えている。 まだシーズンは序盤でここからウルブズが巻き返すことも十分に考えられるが、5月の時点で降格圏にいた場合、他のクラブは同選手の獲得に動き出すことが予想されているようで、それに向けた準備に動いているという。ここ数年夏の移籍市場で主力選手の移籍が続いているウルブズが次に失うビッグネームはクーニャになるかもしれないようだ。
構成/ザ・ワールド編集部