スクデット目前、インテルCEO「バラ色の将来が待つ。インザーギは理想的プロフィール」
インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが15日、エンツォ・ベルゾット賞の表彰式に出席した際、指揮官シモーネ・インザーギの去就などに言及した。イタリアメディア『メディアセット』などが伝えた。 今シーズンのリーグ戦6試合を残し、83ポイントを獲得して首位を独走するインテル。2位ミランに14ポイントもの差をつけ、早ければ、次節のミラノダービーでスクデット獲得が決まる可能性もある。だがピッチ外では、財政問題により、スティーヴン・チャン会長の退陣の可能性も囁かれている。 そんな中、マロッタCEOが自身の見解を示し、「われわれの立場に心配はない。バラ色の将来が待っている。ただ言えることは、チャン会長はベストのプロフィールだ。彼が続投できることを願っている。全てのサインがその方向を指している」と語った。 さらにインテルCEOは、主将ラウタロ・マルティネスの契約延長にも言及。「ラウタロは契約を更新するかどうか? シー(はい)」と答えたほか、指揮官インザーギへの信頼を強調した。 「インザーギという選択は総意だ。プロフェッショナルで構成されたクラブが一緒に下した決断だ。彼は技術だけでなく、人間性のクオリティを持っていて、後者は前者よりも重要である場合が多い。彼はラツィオでも良い成績を残しているので、われわれは安心してこの選択をした。彼との契約延長は、クラブにとって生理学的なものとなるだろう。彼は実力を結果で証明してきた。インテルの現在と未来において理想的なプロフィールだ」