メタ「スレッズ」、月間利用者が1億7500万人…ザッカーバーグCEO自賛も「X」とは大差
【ニューヨーク=小林泰裕】米SNS大手メタ(旧フェイスブック)は3日、短文投稿アプリ「スレッズ」の月間利用者が、サービス開始から1年で1億7500万人に達したと発表した。スタート直後には利用者が爆発的に増えたが、その後は伸び悩み、月間利用者が6億人超と先行するX(旧ツイッター)に水をあけられている。
メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は3日、「なんて1年だ」とスレッズに投稿し、成長ぶりを自賛した。
スレッズは、昨年7月5日のサービス開始から5日間で利用者が1億人を超えた。約2か月で利用者が1億人を超えたとされる対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を大きく上回るペースだった。
イーロン・マスク氏による買収で混乱するXから利用者が移るとの見方もあったが、Xで広く使われている機能の導入が遅れたこともあり、当初の期待ほどは普及していない。