富山県射水市沖でコンテナ船座礁 けが人なし、油の流出確認されず
14日午後1時20分ごろ、射水市堀岡新明神付近の海上で、マーシャル諸島船籍のコンテナ船「SCO SHANGHAI(エスシーオー・シャンハイ)」(6412トン、全長134メートル)が、消波ブロックに衝突し乗り上げたと目撃者から118番があった。伏木海上保安部によると、コンテナ船は同日午後2時ごろに自力で脱出し、同3時ごろ富山新港に戻った。ベトナム人乗組員16人にけがはなく、船体の損傷や油の流出は確認されていない。 伏木海保によると、コンテナ船は12日に韓国を出港し、14日に富山新港の北1号岸壁に入港。同日午後0時半ごろ新潟港に向け出港し、同1時ごろ消波ブロックにぶつかった。現場は県営渡船堀岡発着場付近で、事故の影響で渡船が一時欠航した。 事故当時の現場付近海域の天候は晴れで、北の風3メートル。波やうねりはなかった。事故原因を調べている。