小川眞由美の鬼気迫る役作り、映画史に残る名演技 「ニセ物じゃ感情にならない」と本物の金魚を食べる
小川の鬼気迫る役作りは、映画史に残る名演技として刻まれた。(演出家・脚本家=大野裕之)
■小川眞由美(おがわ・まゆみ) 1939年12月11日生まれ、85歳。東京都出身。61年、文学座付属研究所に第1期生として入所。62年、「光明皇后」で初舞台。63年には「母」で映画初出演。70年台以降は映画・ドラマで活躍し、代表作は「女ねずみ小僧」や「アイフル大作戦」、映画「復讐するは我にあり」「八つ墓村」「鬼畜」など。