「私の知らない私」小野花梨、馬場ふみか、兵頭功海、小池徹平が作品の魅力を語る!
殺人疑惑をかけて芽衣を追い詰める相沢龍之介を演じる兵頭は、「誰がどのような思いで、どのようなうそを付いているのか…ということを解き明かしながら進んでいく本作のようなサスペンスのお話を僕はまだ演じたことがなかったので、『こういう本の作り方なんだ』というところにすごくびっくりしましたし、次のお話が本当に気になる台本だと思いました。企画書の段階から『絶対面白い』と思っていたので、台本をいただいてから、その答え合わせのように読んでいます。また、芽衣は記憶をなくしてしまっているのですが、芽衣の目線で、芽衣を応援しながら見ていける話になっているとも思います」とコメント。「龍之介は芽衣に殺人の疑いをかけたり、今回の物語を進めていくうえでとても重要な役だと思っていて、龍之介を演じる上で自分の思いや感情をしっかりと出していきたいです」と意気込んだ。
そして、小池が演じるのは、優秀な外科医であり、記憶をなくした芽衣の婚約者として常に芽衣を勇気付ける存在の西島奏多。「奏多は芽衣の婚約者なのですが、とてもいい人です! 本当に。優しくて包容力があるとにかくいい人なので、とてもすてきな役をいただけたと感じています」と喜んだ。
本作のタイトルにちなみ、「自分のこんな一面に驚いた」エピソードを聞かれた小野は「私、体調を崩さないんです(笑)。屈強な体です。何か、“私の知らない強さ”が備わっているのかな? と思っています。天性のものが…(笑)。そう信じて冬のロケに挑みたいと思っています」と笑みを。馬場は「私、朝が結構強くて、睡眠時間が短くても割と大丈夫なタイプなんですけど、つい先日、仕事から帰って家のエントランスを開けてから自動ドアまで10mくらいあるんですが、その間に歩きながら寝ちゃって壁にぶつかったんです。びっくりしちゃって、その日はたくさん寝たんですけど、やっぱり人間ってきちんと寝ないといけないんだなって思いました…(笑)」と、驚きのエピソードを明かした。 一方、兵頭は「僕は割と誰にでも人懐っこく接するタイプで、周りの人にも“犬っぽい”と言われることが多いのですが、大人数でいたりすると、自分で話を振ったにも関わらず、スンっとなる瞬間があって…。友達と騒いだり、みんなの懐に入っていくのも自分の素なんですけど、実はそうじゃない一面も持った自分、“私の知らない私”がいたことに気付きました」と告白。小池は「僕はどちらかといえば動けるタイプ。身体能力もある方で、アクションをやったり、歌ったり踊ったりもするんですけど…。実は、11月の頭にぎっくり腰をやってしまって。子どもを抱っこした瞬間にグキってきて、『あ、これ駄目だ。“私の知らない私”、見~つけた』『無理しちゃ駄目だな』っていうのをつい最近発見したところです(笑)」と話し、笑いを誘った。