グランプリでFに散った菊地孝平が地元で新たなスタートを切る/ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖では29日から、年またぎ開催のオール静岡シリーズ「静岡新聞社・静岡放送 NewYear’sCup」が開幕する。参戦が記憶に新しい菊地孝平、河合佑樹を中心に、深谷知博や、服部幸男、徳増秀樹といったベテラン勢が集結。さらに若手の若林義人、石原翼、金子萌や、女子の森下愛梨、柴田百恵も加わり、激しい戦いが期待される。 今節はダブルDR制。初日のDR1枠を任されたのは菊地。グランプリではトライアルで痛恨のFを切り、2025年は一般戦から新たなスタートを切る。菊地にとっては、新年を幸先良く迎えるためにも、今節は結果を残したいところ。幸い手にした29号機は前節で優出するなど素性も良く、前検での手応えも上々。DR戦を制して勢いをつけたい。 前検一番時計は、前節の優勝機を手にした山田雄太がマーク。コメントは控えめだったものの、エンジンのポテンシャルは高く、記念クラスの選手を相手に主役に躍り出る可能性は十分ある。 主力陣では服部や大橋純一郎も好エンジンを引き当てた。ただ、大橋が手にした5号機は前操者が藤山翔太で、大橋は「再調整が必要」と示唆。実戦での仕上がりには注目しておきたい。 伏兵陣では杉山喜一、眞崎武蔵が好気配エンジンを手にしたほか、女子勢では柴田や森下もまずまずの動きを見せており、ダークホースとして目が離せない。
マクール