トンネル工事でじん肺、8人提訴 新潟など4県の元作業員
トンネル工事でじん肺になったとして、新潟、富山、福井、岐阜各県の元作業員計8人(60~76歳)が14日、元請けのゼネコン計35社に総額2億6400万円の損害賠償を求め、福井地裁に提訴した。全国で一斉提訴した第8陣訴訟の一つ。 弁護団によると、1人当たり3千万円の慰謝料などを求めている。記者会見した原告団副団長の山越勝美さん(75)=福井県勝山市=は「せきやたんが出て、階段を上り下りするだけで苦しい。長い闘いになるが、結果を求めたい」と話した。