巨人・大城卓三が2号ソロ「先制点が取れてよかった」 3試合連続で「一塁」でスタメン
(セ・リーグ、DeNA―巨人、10回戦、27日、横浜)巨人・大城卓三捕手(31)が「5番・一塁」で先発し、先制の2号ソロを放った。6日のロッテ戦(東京ドーム)以来の一発。0-0の二回に先頭で打席に入り、DeNA・平良のスライダーを一閃。高めに浮いたところを逃さず捉えて右翼席へ。華麗なバットフリップを披露し、ダイヤモンドを一周した。 「入ってきた甘い球をコンパクトに振り抜けました。先制点が取れてよかったです」 本職は捕手で昨季は125試合に先発したが、23日のヤクルト戦(東京ドーム)で990日ぶりに一塁で先発してから3試合連続での起用となった。坂本の不振により岡本和が三塁に入った際に空く一塁を守り、持ち味の打撃を生かしている。阿部監督も「守備は目つぶっているので、その分打つ方でなんとか貢献してもらいたい」と強打者のバットに期待を寄せる。DeNAの投手陣に対しては昨季打率・325、4本塁打、9打点をマークと好相性。この日も豪快な一発を披露した。 今季は5月上旬に打撃不振により2軍降格も経験。約3週間の調整を経て交流戦期間中に復帰した。主砲の岡本和の後ろを打つ重要な役割を果たしながら、本来の打撃を取り戻しつつある。