【函館便り】今週も函館メインは土日とも芝千二、UHB杯スカイロケットが好気配です
今週の函館競馬のメインは、15日土曜がSTV杯(3歳上2勝クラス、芝1200メートル)で、16日日曜がUHB杯(3歳上3勝クラス、芝1200メートル、ハンデ)。レース名にどちらもアルファベット3文字が使われていて、同距離。こういったレース名や条件が似ている時には、記事出稿の際に赤字(誤り)を出さないようにびくびくしています。 日曜のUHB杯に登録しているスカイロケット(牡4、須貝)の追い切りが格好良かった。函館芝コースは調教スタンドから近く、かなり迫力があります。ドドドッドドドという馬蹄音とともに間近を駆けて行きます。同馬は芝コースで5ハロン69秒1-12秒7。プルパレイ(古馬オープン)の外を1馬身半先行して、1馬身先着。相手を待つ余裕を見せて、脚さばきも軽やかでした。追い切りに騎乗した佐々木大輔騎手は「十分動けていました。しまいもスッと動いてくれたし、洋芝も大丈夫そうでした」と好感触を伝えてくれました。 先週の開幕函館も土日メインは芝1200メートルでした。土曜の函館日刊スポーツ杯は、1着ナリタローゼ(10番人気)→2着コーティアスマナー(2番人気)→3着ポルタフォルトゥナ(8番人気)の波乱決着。日曜の函館SSは1着サトノレーヴ(2番人気)→2着ウイングレイテスト(5番人気)→ビッグシーザー(3番人気)と比較的人気決着でしたが、1番人気アサカラキングが着外となりました。本当に何が起きるか分からない舞台です。 現場での馬の気配を見極め、馬柱とにらめっこしていきたいと思います。【舟元祐二】