吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文3)「テープ取ってんちゃうの」は冗談
会長・社長は1年間50%減俸
以上のとおり、コンプライアンスの徹底、芸人・タレントがその取り組みを必ず進めて、世界中の人に笑顔が届けれるような会社を目指していければと思います。つきましては、この2つのことに関して社長として至らなかったことの責任として、50%の減俸を1年間続けることといたします。会長の大崎からも同様の申し出があり、同様に50%、1年間の減俸といたしますことを併せてご報告させていただきます。 加えて、吉本のすてきな芸人さんを応援してくださっている方々、テレビの前でお笑いを楽しみにしてくださっている方々、吉本に所属してくれている才能あふれるお笑いを志す人や、アーティスト、スポーツ選手、音楽等、全ての芸人、タレント、社員、全員は、宮迫くんと亮くんの会見を見て不安を感じたと思います。冒頭に事実経過を説明させていただきましたが、本日は皆さんが疑問に思っていらっしゃる、あるいは不審に思っていらっしゃるそうしたことにつきまして、正直にお話をする機会をいただきたく思い、本日の会見に至りました。忌憚のないご意見、ご質問を頂戴できればと思います。よろしくお願いいたします。 羽根田:それではただいまより質疑応答に移らせていただきます。質疑応答の進行はよしもとアドミニストレーション広報室長の笠井が担当させていただきます。 笠井:それではこれより質疑応答に入らせていただきます。なるべく多くの方のご質問を受けたいと思っておりますので、どうぞご進行のほう、よろしくお願いいたします。質問に関しましては媒体名、およびお名前のほうをおっしゃっていただいてから質問に入らせていただけると幸いでございます。それでは質問のある方、挙手のほうをお願いいたします。じゃあ。
処分撤回の理由は?
記者1:リポーターの【カワチ 01:00:36】と申します、よろしくお願いいたします。 岡本:お願いします。 記者1:まず最初に処分の撤回という話から来ましたけれども、撤回の理由がはっきりしないんです。松本人志さんとお話をされて、いろんなお話をされて、その影響なのか、あるいはさんまさんからの話もあってそうなのか、何をもって撤回されるのか、その辺りをまず聞かせてください。 岡本:はい。撤回に関しましては会社の意思です。もちろんいろんなタレントさんからいろんなお話を頂戴し、いろんなお話も賜りました。全てはおとついの2人の記者会見を、2人だけでやらせてしまったということにおきまして、心苦しい気持ちとつらい思いをさせてしまったということを踏まえまして、あらためて彼らが分かった、分かりましたって、もし言っていただけるのであれば、テーブル、ミーティングの席に着いて、いま一度きちんと話を聞いて、そこからやれればいいんじゃないかということで、そういう判断をしました。 記者1:それはあれですか、吉本さんサイドがかなり2人の気持ちやら、いろんな状況を理解していなかった、吉本さんのほうに間違いがあったということですか。理解の度合いが間違いがあったということでしょうか。 岡本:われわれなりには今回いろんな経緯がある中で、この時系列にもありますけれども、いろんなことがあった中で、どっかで思いや気持ちが、あるいは意思の疎通も含めて、あったというふうに思っております。われわれのスタッフでもいろんなことを考えて進めてきてはおりましたけれども、その思いが至らなかったということに関してあらためてミーティングができることを望みたいというふうに思います。 記者1:処分の撤回は誰の何を、処分を解除するんですか、撤回されるんですか。 岡本:いろんな報道があるかと思われますけれども、会社としましては宮迫くんの契約解除の撤回、田村亮くんに関しましては、会社としましては直接契約解除という会話は最終的にしきれてませんでしたので、そういう意味で処分等ということは、われわれ的には思ってはおりませんけれども、彼の気持ちがそういう気持ちだっていうことも漏れ伝わってきたりもしておりますので、あらためてということで、亮くんは契約解除とかしておりませんけれども、処分をもう1回見直して話し合いができればという考えです。