「過疎地をリードする」 小さな村サミット共同宣言
人口数百人規模の7村の村長らが集まる「小さな村g7サミット」が8日、熊本県五木村で開かれ、「過疎地をリードしていくという気概を持ち、取り組みを継続する」との共同宣言を採択した。7村による政府への共同要望などで一定の実績を挙げたと強調し「小さな村が手を携えることで大きな役割を果たすことができると証明してきた」としている。 サミットの一環で行われたワークショップでは、企業が組織の枠を超えて社内研修を行う「越境学習」の場として、五木村が活用されている例が紹介された。木下丈二村長は「さまざまな課題を抱える小さな村だからこそ企業の人材育成のフィールドとしての可能性がある」と強調した。