キャラガーの批判が話題も…トッテナム指揮官「私は(批判を)かなり軽視しているかも」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、自身に対する批判に反応している。 昨季から指揮を執るポステコグルー監督の下で2シーズン目を迎えたトッテナム。しかし、11月の頭から公式戦8試合でわずか1勝(2分け4敗)にとどまると、ボーンマス戦後にはファンとポステコグルー監督が激しく衝突する姿も話題に。一部では攻撃的なスタイルを貫き続ける指揮官の姿勢に疑問の声が上がっており、ポステコグルー監督の将来にも暗雲が立ち込めていると伝えられていた。 【順位表:プレミアリーグ】 それでも、15日のプレミアリーグ第16節でサウサンプトンに5-0と圧勝すると、直近のリーグカップ準々決勝ではマンチェスター・ユナイテッドに4-3と勝利し、連勝を飾ったトッテナム。そうした中で22日、プレミアリーグ首位を快走するリヴァプールとの大一番に挑む。ポステコグルー監督は前日会見で、自身への批判について語った。 「監督として26年間も働いたからには、もう少しリスペクトされるべきだとは感じる。そう思っているのは私だけではない。ウナイ(アーセナルを指揮していた当時のエメリ監督)やここにいた時のヌーノ(現ノッティンガム・フォレスト指揮官)もそうだった」 さらに「私のやり方を誰もが支持するわけではないし、私のスタイルも人によっては意見が分かれることも理解している。それは普通だし、健全だ。だが、かなり否定的な意見もあるようだね」とも語っている。 なお、リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は『スカイスポーツ』で、ポステコグルー監督について「試合の状況がどうであろうと、決してプレーを変えない。フットボールは1分~90分まで同じプレーをすべきではない」と批判していた。これについてトッテナム指揮官は、以下のように答えている。 「私がやっていることを誰かに認めてもらう必要はない。やり方に関する賛否はあるだろうが、どちらにも正当性はあるし、私はそれに異議を唱えない。でも、みんなが我々の試合を分析してくれるのは嬉しいよ」 その上で、一部の批判は「不快だ」と認めつつ、「私は人々が望むほど真剣に受け止めておらず、かなり軽視しているのかもしれない。だが、それでいい。私は自分自身の人生が大好きなんだ。今やっていることを続けていくよ」と主張している。