<ダビド・シルバ>WOWOW単独インタビュー 久保建英へのサポート「助けになりたかった」 CL「プレー、スタイルに注目を」 12月13日に放送・配信
クラブサッカーの最高峰「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)」の2024-2025シーズンは第5節が終了した。接戦が続く中、元スペイン代表で昨年引退したダビド・シルバ氏がWOWOWの単独インタビューに答え、レアル・ソシエダで1シーズン一緒にプレーした久保建英選手についてや、日本人選手が欧州で活躍するために必要なこと、古巣マンチェスター・シティについて語った。 【写真特集】ユニホームの大原優乃、貴島明日香の“日本応援グラビア”も
◇昨シーズン前にケガで現役を引退しましたが、引退後はどう過ごしていますか。
1年間は膝のケガからの回復に努めていたが、今年は家族やまだ幼い子どもたちと過ごすようにしている。それまではあまり自分の時間がなかったから彼らと過ごせることを楽しんでいるよ。
◇試合を追っているチームはありますか。
所属していたチームはいつも追っているよ。やはり自分がプレーしていたチームには特別な愛情があるから、彼らの試合を一番追っている。
◇今季のマンチェスター・シティをどう見ていますか。
良いと思うよ。今は流れが悪いけど、ここ数年とても調子が良いと思う。僕がいた2010年からの変化はすごいし、ここ最近も決勝に何度も進出し、そこで勝っている。
◇今も連絡を取り続けている選手はいますか。
今でも仲の良い多くのチームメイトと連絡を取り合っていてかなりよく話すよ。ストーンズやデ・ブライネ、そしてR・マドリードのブライム・ディアスら、数人かな。
◇プレミアリーグもユーロもW杯も制覇しているあなたから見て、CLの難しさはどこにあるのでしょう。
そうだね……。ユーロやW杯と同じくトーナメント戦で1試合に負けるともう終わりだから難しい。ラ・リーガなら38試合を戦うが、CLやELのような大会は1試合でつまずいたり、何かが起こってしまったりすると、もうお終いだ。
◇中村俊輔、長友佑都、香川真司ら、身長の低い日本人選手らがCLを戦ってきたが、彼らの印象は?
とても良い印象を持っている。日本のチームとも戦ったことがあるし、最後はタケ(久保建英)になるが、チームメイトもいた。彼らはケタ外れに素晴しいクオリティを持ち、サッカーがうまく、フィジカルも強靭でレベルが高いと思う。しかも競争力をどんどん高めてきている。結局はハイレベルであることに加えて高い競争力が必要だから(日本人選手は)それを達成しているところだと思う。