年収500万円の会社に勤める同僚は、毎日「コンビニ」で昼食を購入しています。28歳で貯金「700万円」あるそうなのですが、何をしたらそんなに貯められるのでしょうか?
20代の平均貯蓄額と中央値
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)によると、20代単身世帯の金融資産(預貯金、保険商品、株式、債券なども含む)の保有状況は表1の通りです。 表1
※金融広報中央委員会 知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」を基に筆者作成 700~1000万円未満の金融資産を持っている単身世帯はわずか2.2%にとどまりました。また中央値はわずか9万円です。この数値を見ると、700万円の貯蓄を持っている同僚はマイナーケースといえるでしょう。
コンビニ飯でも28歳で貯蓄700万円は可能
昼食を毎日コンビニですませているとしても、年収と支出のバランスがよければ、28歳で貯蓄700万円は十分達成可能な数値でしょう。もちろんライフスタイルは人それぞれであるため、状況によっては700万円は難しいかもしれません。 いずれにしても、支出をしっかりコントロールし、かつ一定の収入を確保することで、貯蓄額を少しずつ増やせるでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年) 平均結果の概要(15ページ) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する調査[単身世帯調査](令和5年)表番号4 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部