インディペンデント・スピリット賞、『SHOGUN 将軍』がテレビ部門最多ノミネート
現地時間12月4日にインディペンデント・スピリット賞のノミネートが発表され、映画『ANORA アノーラ』と『I Saw the TV Glow(原題)』がそれぞれ最多6部門にノミネート。真田広之が主演&プロデューサーを務めたドラマ『SHOGUN 将軍』がテレビドラマ部門の最多ノミネートを獲得した。 【動画】こだわり詰まった映像を大画面で! 『SHOGUN 将軍』劇場公開用予告 ロシア系アメリカ人の若きストリップダンサー、アノーラの等身大の生きざまを描く『ANORA アノーラ』と、テレビ番組に夢中になり現実感を失ってしまうティーンを主人公にしたホラー『I Saw the TV Glow(原題)』はそれぞれ作品賞にノミネート。『The Substance(原題)』や『Nickel Boys(原題)』、『Sing Sing(原題)』などと競う。 独立系の作品を表彰し、対象作品の予算の上限も定められている本賞だが、テレビドラマに関しては、この限りでない。『SHOGUN 将軍』は、テレビドラマ部門作品賞ほか5部門に候補入り。アカデミー賞やエミー賞などと異なり、インディペンデント・スピリット賞では演技賞に男女の別を設けていないため、真田広之とアンナ・サワイは主演賞で競うことになる。 第40回授賞式は現地時間2025年2月22日に開催され、主催するFilm IndependentとIMDbのYouTubeチャンネルでライブ配信される。 第40回インディペンデント・スピリット賞の主なノミネートは以下の通り。 作品賞 『ANORA アノーラ』 『I Saw the TV Glow(原題)』 『Nickel Boys(原題)』 『Sing Sing(原題)』 『The Substance(原題)』 監督賞 アリ・アッバシ『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』 ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』 ブラディ・コーベット『ブルータリスト』 アロンソ・ルイス・パラシオス『La Cocina(原題)』 ジェーン・シェーンブルン『I Saw the TV Glow(原題)』 脚本賞 スコット・ベック、ブライアン・ウッズ『Heretic(原題)』 ジェシー・アイゼンバーグ『リアル・ペイン~心の旅~』 ミーガン・パーク『マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~』 アーロン・シンバーグ『A Different Man(原題)』 ジェーン・シェーンブルン『I Saw the TV Glow(原題)』 主演賞 エイミー・アダムス『Nightbitch(原題)』 ライアン・デスティニー『The Fire Inside(原題)』 コールマン・ドミンゴ『Sing Sing(原題)』 キース・クプフェラー『Ghostlight(原題)』 マイキー・マディソン『ANORA アノーラ』 デミ・ムーア『The Substance(原題)』 ハンター・シェイファー『Cuckoo(原題)』 ジャスティス・スミス『I Saw the TV Glow(原題)』 ジューン・スキッブ『Thelma(原題)』 セバスチャン・スタン『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』 助演賞 ユーリー・ボリソフ『ANORA アノーラ』 ジョアン・チェン『Dìdi(原題)』 キーラン・カルキン『リアル・ペイン~心の旅~』 ダニエル・デッドワイラー『The Piano Lesson(原題)』 キャロル・ケイン『Between the Temples(原題)』 カレン・カラグリアン『ANORA アノーラ』 カニ・クスルティ『Girls Will Be Girls(原題)』 ブリジェット・ランディ=ペイン『I Saw the TV Glow(原題)』 クラレンス・マクリン『Sing Sing(原題)』 アダム・ピアソン『A Different Man(原題)』 ドラマ作品賞 『私のトナカイちゃん』 『Diarra From Detroit(原題)』 『イングリッシュ・ティーチャー』 『Fantasmas(原題)』 『SHOGUN 将軍』 ドラマ主演賞 ブライアン・ジョーダン・アルバレス『イングリッシュ・ティーチャー』 リチャード・ガッド『私のトナカイちゃん』 リリー・グラッドストーン『アンダー・ザ・ブリッジ』 キャスリン・ハーン『アガサ・オール・アロング』 クリスティン・ミリオティ『THE PENGUINーザ・ペンギンー』 ジュリアン・ムーア『メアリー&ジョージ 王の暗殺者』 真田広之『SHOGUN 将軍』 アンナ・サワイ『SHOGUN 将軍』 アンドリュー・スコット『リプリー』 フリオ・トレス『Fantasmas(原題)』 ドラマ助演賞 浅野忠信『SHOGUN 将軍』 エンリコ・コラントーニ『イングリッシュ・ティーチャー』 ベティ・ギルピン『Three Women(原題)』 クロエ・ギドリー『アンダー・ザ・ブリッジ』 穂志もえか『SHOGUN 将軍』 ステファニー・ケーニッヒ『イングリッシュ・ティーチャー』 パティ・ルポーン『アガサ・オール・アロング』 ナヴァ・マウ『私のトナカイちゃん』 ルース・ネッガ『Presumed Innocent(原題)』 ブライアン・ティー『エクスパッツ ~異国でのリアルな日常~』