シャープ、試作EVを公開 「リビングの拡張」題材に
シャープは17日、技術展示会「Tech―Day(テックデー)」を東京都内で開催し、電気自動車(EV)の試作モデル「LDK+」を報道陣に先行公開した。「リビングルームの拡張空間」を題材に、ワンボックス型のEVに大型モニターや回転式の座席を装備した。 試作モデルはシャープのコンセプトを表現し、モーターは搭載していない。親会社の鴻海精密工業やEV関連事業を手がけるフォロフライ(京都市)と連携して開発。EVの基礎構造体となる車台は、鴻海製を採用した。数年後の販売を目指す。 技術展示会は、東京都千代田区の東京国際フォーラムで18日まで開催する。入場無料で、特設サイトで事前登録が必要。