林家木久扇 86歳 「基本に返ってやれば100年続く」 55年出演した番組へ“これからの願い”
■林家木久扇「ああいうのを目指すと笑点じゃなくなっちゃう」
木久扇さんは新たなメンバーについて「このあと、私のところに数あわせになる人はお気の毒だと思う。そんなにいろんなことはできないでしょうし」とボケつつ「私はうんと若い人が入るんじゃないかと思う。その方に笑点のこれからの可能性は懸けております」と期待を寄せました。 その上で「他の局がやっている、ひな壇に並んで、お互いの面白いことの言いっこをして、それで自分たちだけで面白くて終わるという、ああいうのを目指すと笑点じゃなくなっちゃう」と話し、「面白い答えには座布団、つまらなかったら取りますという基本に返ってやれば、私は笑点が50年100年続くんだと思います」と思いを明かしました。 そして笑点メンバーに対して「いま演芸の窓口、落語の窓口がない。笑点1つなんですよね。お薬出してくれるのが笑点だけでして、そのつもりでみなさんで張り切ってやっていただきたいと思います。頑張ってください」とエールを送りました。