【達人に学ぶ大人のゴールドアクセ入門】「ヒップホップへの憧れをゴールドで知的にアレンジできるようになった」
価値観の変化はもちろん、肌や髪質のエイジングなどによってもアクセサリーの選び方は変わる。ゴールド好きを自認する3人はいつゴールドに目覚めたのか。そして、何を選び、どのようなつけ方をしているのか。 【写真】カルティエほか、大人のゴールドアクセをもっと見る
両手ともに手首と薬指にアクセサリーをつけて、左右対称にするのがベストバランス。「ラッパーがつけているゴールドが原体験ということもあり、ネックレスの長さは指でつまんで揺れるくらいの60㎝が好きです。ブレスレットは手首より一回り大きくして、所作に合わせてちゃらっと動くくらいがちょうどいいですね」。 Ring|CUSTOM-MADE(右手)・Bracelet|UNOAERRE・Ring|VAN CLEEF & ARPELS「タンドルモン マリッジリング」(左手)・Watch|PIAGET・Necklace|UNOAERRE
ヒップホップへの憧れを知的にアレンジできるようになった
最初にゴールドに興味をもったのは、青春時代に触れたヒップホップカルチャー。当時は世界の流行で、Nasをはじめ好きなアーティストのMVや記事を見て、彼らの着こなしをカッコいいなと思っていました。ただ、憧れてはいたものの、当時はそれを自分のスタイルに昇華できる気がしなかった。しかし10年前にヴァン クリーフ&アーペルの結婚指輪を手に入れたのを機に、ゴールドへの憧れが復活。アクセサリーは必ずしも必要ではないプラスアルファですが、つけるからには本物を選びたい。そこでスウェーデンのアーティストにリングをカスタムオーダーしました。自分の誕生石であるエメラルドとダイヤをゴールドにちりばめてもらい、結果納品まで3年かかったこともいい思い出です。ウノアエレのチェーンブレスレットは、「キヘイ」に近いデザイン。こういう存在感の強いアイテムをつけたくなるのもヒップホップの影響かもしれません(笑)。(Cale ディレクター 佐藤佑樹さん)