冬の味覚、ズワイガニ漁の解禁から2週間。 元日の地震の影響で水揚げが減るのではとの心配もありましたが、市場や店頭では例年より3割ほど安い値段で取り引きされているそうです。この安さはいつまで続くのでしょうか? 【写真】店頭に並ぶズワイガニ…価格は? オスのズワイガニが並ぶ店頭には一匹1000円の値札。隣には、ひと籠で何と3500円。 MRO北陸放送・牛田和希アナウンサー「カニシーズンが到来し、市場はいい香りが漂っています。価格も安く今が買い時だそうです」 18日の金沢港いきいき魚市は、平日にもかかわらず多くの客で賑わっていました。客から聞かれたのは「なんか今年はよく獲れていると聞いたから、ちょっと贈ったろうかなと思って」といった声や、「ズワイガニ2杯と香箱ガニ7杯を送ります。去年から見たら数がありますね。品物が」といった声。特にここ数日は予想以上に安くなったと、店の人たちも驚きを隠せません。 ■「びっくりしました」例年より3割ほど安いズワイガニ 上島商店・山岸礼さん「びっくりしました。ぼくらもそうですよ。カニの解禁日の2日はちょっと高めだったんですけど、その後になったらものすごく安くなってたんで、正直びっくりしました。今年は本当に特に安くて、加能ガニですね。特に安いのは去年の3割ほどお安い値段で提供させていただいております」 ここ数日は、メスの香箱ガニの価格は例年並みですが、オスの加能ガニは3割ほど安く、連日、山積みのカニが売り切れる盛況ぶりだということです。 Q.客の反応は 上島商店・山岸礼さん「とにかく安いということで、皆さん喜んで沢山買って帰られる方が多いですね。今これだけ安いのは本当に例年であまりないので、今年は本当にいい買い時だと思います」 イートインコーナーでは、買ったばかりのカニを堪能する観光客の姿も。 夫「安いよね。そういえば。安いと思います」 妻「お寿司屋さんで食べたらこんなのって1、2万はするよね。これ一匹3000円だったので…とても安く食べてます。」