憧れの大先輩・吉幾三にかけられた言葉に大感動の谷龍介
ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分~/司会:中山秀征・アシスタント石川みゆき)、6月16日放送分の収録が行われました。
今回のゲストは、伍代夏子さん、谷龍介さん、辰巳ゆうとさんです。
広島県呉市出身の谷龍介さん。身長180センチと背が高く、広島カープのプロテストを最終選考まで残ったスポーツマンです。2005年、『女の子守唄』でデビュー。 今回、レーモンド松屋さんの名曲『安芸灘の風』をカバーしました。 「安芸灘の風の3番の歌詞に、僕の両親の故郷でもある『蒲刈島』が出てきます。母はブティックを長く営んでいて、店の有線からこの曲がよく流れてきました。母がミシンを踏みながら、『あんたに、この歌を歌ってほしい』とよく言っていました。その母も去年天国に逝ってしまいました」 新曲『杖』は、谷龍介さんがずっと憧れていた吉幾三さんの作詞作曲です。 「母が他界した事がきっかけで、吉先輩から素晴らしい作品をいただきました。母が亡くなった時、吉先輩からお花が届きました。仕事でご一緒した時、『谷はどこにいるんだ』と僕に抱きついてきて『母ちゃんが亡くなって寂しくなったな。母ちゃんの分まで頑張っていこうな』と言葉をかけてくれました。」
いつも陽気で朗らかな谷龍介さん。話が面白く笑顔が絶えません。 「僕はお風呂に入りながらスマホを見ていることが多いんです。そうしたら、スマホの調子が悪くなって、新しい機種と交換しました。ところがお財布携帯やPayPay、銀行や郵便局のアプリなど、それぞれのIDやパスワードがわからず使えなくなってしまって、どうしたらいいか、今一番の悩みです」
懐かしの昭和歌謡から因幡晃さんの『わかって下さい』を歌った辰巳ゆうとさん。 「この曲は2020年に発売した新曲『センチメンタル・ハート』のカップリングに収録したのですが、今までのレコーディングのなかで一番苦労した曲でした。歌えば歌うほど、この歌のパワーや説得力に翻弄されて、なかなかレコーディングでOKが出ませんでした。『もう自分の今の実力ではここまでです! わかって下さい……』と思いながら歌ったらOKが出た、思い出深い一曲です(笑)」 新曲『迷宮のマリア』は8枚目のシングルで、作詞・松井五郎、作曲・幸耕平、そして編曲・萩田光雄というヒットメーカーによる作品で、情熱のラブソングが完成しました。前作『星くずセレナーデ』よりさらに疾走感を増した歌謡ポップスです。 今回も3タイプのシングルを発売されていて、『Love for you(Aタイプ)』『君と生きたかった(Bタイプ)』『さよならの雨上がり(Cタイプ)』と、それぞれタイプの違うラブソングをカップリング曲として収録されています。