がん治療中のチャールズ国王、英国王室の重要行事トゥルーピング・ザ・カラーに出席決定
2024年5月30日(木)、バッキンガムパレスから嬉しい発表がありました! かねてから懸念されていた、毎年恒例の君主の公式誕生日パレード(トゥルーピング・ザ・カラー)に、チャールズ国王が出席されることに。 【写真】トゥルーピング・ザ・カラー2023に登場したキャサリン皇太子妃 ご存じの方も多いと思いますが、英国君主にはお誕生日が年に2度あり、ひとつは実際のお誕生日。チャールズ国王は、11月14日生まれで、とっても寒い時期ですね。 というわけで、暖かく晴れる日が多い6月に、もうひとつのお誕生日=公式バースデーとしてお祝いのパレードが行われます。ちなみに今年は、6月15日(土)です。 しかし、なんといってもその主役であるチャールズ国王ががんの治療中という身である上、先日スナク首相が総選挙を決定したことで王室公務にも影響が。このイベントの開催についても判断待ち、という状況の中ついにパレスが正式に参加を発表したのです。 何よりも、これは国王の体調や病状が落ち着いている、または回復というポジティブな経過を意味していることが、よろこばしいですね。 とはいえ治療中であることも事実。というわけで即位後2度目となる今年は、昨年といくつか異なる点がある模様です。 そのひとつ目が、パレードでは馬に乗ってではなく馬車で移動。健康面でのリスクを避けるため、というのも、もちろん納得ですね。 実はそもそも、昨年チャールズ国王が騎馬でのパレード自体、エリザベス女王が1986年に最後に乗られて以来のことだったんです。 国王となって初、37年ぶりに、カナダ国家憲兵から贈られたという7歳の黒毛牝馬に乗り、自ら英国軍を率いられたものの、さすがにご病気中の身では自粛という形をとられる見込み。 代わりに、アスコット・ランドゥ(馬車)に乗られるとみられていますが、この馬車といえば、ハリー王子とメーガン夫人が結婚式後のパレードで乗られていたもの。 当日、夫妻の出席はないと予測されるだけに、ここに意味があるのかないのか?!どちらにせよ、また話題になりそうですが(笑) 馬車に乗られた国王夫妻の後を、昨年同様ウィリアム皇太子、エディンバラ公、アン王女が騎馬で次いで行進されるのではないかと予測します。 そしてもうひとつの変化が、バルコニーに登場されるメンバー。 エリザベス女王の時代には、親族でいわゆるロイヤルファミリーが勢揃いされましたが、チャールズ国王の時代になりスリム化。 公務に従事する現役の高位メンバーのみと、かなり少ない印象と、さらに高齢化も印象づけました。 それを受けてかどうかは疑問ですが、とにかくご自身とキャサリン妃までもがガン治療中と、トップお二人の姿が公の場から消えたとも言える状況。 どうやらチャールズ国王は、他の若手メンバーの参加もお考えのようなんです。 やはり先週の、ウィリアム皇太子が出席された際のガーデンパーティが布石だったのか…。私の希望も聞き入れられた形で(笑) 国王の姪や甥などが、バルコニーにお姿を見せられる可能性が。 ベアトリス王女にユージェニー王女はもちろん、さらにガブリエラ令嬢にも出席が打診されたとか。 今年、金融家の夫トーマスさんを亡くされたばかりの令嬢が、祝賀イベントに参加をし、少しでも元気になれば、というお心遣いでしょう。 あとは、王位継承順位こそ下位ではあるものの国民人気が高い、ザラさん夫妻もぜひ期待しております。 あとは、何と言っても気になるのは皇太子ご一家!ですよね。 冷静にみて、まだキャサリン妃の参加はやはり難しそう、と推測しますが、ウィリアム皇太子の出席はマストでしょう。 国王代理として馬に乗ってのパレードは間違いないはず。 そして注目は、3人のお子さまたち!母のいない馬車でパレード、とまでは言わないまでも、バルコニーにはぜひご登場を!
MIZUHO NISHIGUCHI