東証 年内最後の取引 4万円台維持が焦点
日経平均株価、午前の終値は先週末より301円値下がりしました。ただ「1年の終値」としての最高値更新はほぼ確実とみられ、史上初めて4万円台で終えられるかが焦点です。 【映像】年内最後の取引 2024年の日経平均は、2月に34年ぶりに史上最高値を更新しました。3月に初めて4万円台にのせると、7月には4万2000円台まで上昇しました。しかし、その後はアメリカの景気減速への懸念や日銀の利上げなどから急激に円高が進み、8月には“ジェットコースター相場”とも言われた乱高下もありました。 ただ、年間を通しては全体的に堅調だったアメリカ経済や円安が輸出関連企業などの業績を押し上げ、日本株の上昇につながりました。円相場は過去最大規模の為替介入があったにも関わらず、この1年で20円近く円安が進んでいます。 市場関係者からは2025年も賃上げの動きが続いて企業業績がさらに伸びれば、4万円台半ばまで上昇するという声も聞かれますが、アメリカのトランプ次期大統領次第という声も多く、不透明な中で新年を迎えることになります。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部