クボタカイ「タオルがビチャビチャになりました」湯船につかると浮かぶメロディ 宮崎の温泉で完成した1曲
こもり校長:この楽曲は曲先行ですか? 歌詞先行ですか? クボタカイ:どっちもだった気がします。メロディと歌詞がハマるように出てきて……という感じですね。 こもり校長:曲を作るときに、ストックはあるほうですか? それとも、溜めずにその瞬間に降りてきたもので作るほうですか? クボタカイ:溜めています。ボイスメモはたくさんあるんですけど、今回はドラマの曲ということで、それに合う曲をイチから作ろうと思って書きました。
――温泉でひらめいたときは……?
こもり校長:楽曲ってどのくらいで出来上がるんですか? クボタカイ:早いときは、お風呂に浸かって……出るまでに。 COCO教頭:ええっ! クボタカイ:でも、1回つまずくと1ヵ月とか……。 COCO教頭:曲が降ってきやすい場所とかあるんですか? クボタカイ:お風呂ですね。リラックスしているときが一番よくて。僕の「ひらめき」という曲は、宮崎の温泉につかりながら作った曲です。
こもり校長:でも……家のお風呂だったら、携帯が使えるからいいと思うんですけど、温泉で思いついたときはどうするんですか? クボタカイ:まさに、この「ひらめき」がそうでした(笑)。1回体を拭いて……でも脱衣所で携帯を出すわけにもいかないので。携帯を使っちゃいけないから。 COCO教頭:ダメですよね。 クボタカイ:それでトイレに行って、(ボイスメモに)歌って。Aメロが完成して、(温泉に戻って)湯船につかったらBメロが……。 COCO教頭:降ってきて(笑)。 クボタカイ:もう、タオルがビチャビチャになりました(笑)。 こもり校長:Aメロが降ってきたときに我慢していたら、A、Bまとめて出来たかもしれないですね(笑)。 クボタカイ:そうなんですよ。タオルが1曲分濡れるっていう。 校長・教頭:(笑)。 こもり校長:また温泉に行った際に名曲が生まれるかもしれないから、ぜひ全国の温泉につかってもらいたいですね。 クボタカイ:そうですね。湯めぐりツアー……いいかもしれない(笑)。