元巨人・辻東倫氏がアパレル実業家に転身「全国のセレクトショップに置いていただくのが目標」 代官山でポップアップストア
巨人で内野手としてプレーした辻東倫氏(30)がアパレル実業家に転身した。ストリートファッションブランド『S・T・J』を立ち上げ、1日にポップアップ店舗で販売を開始し、活動を本格スタートさせた。 【写真】巨人退団後はベースボール・ファイブ日本代表としてプレーしていた辻東倫氏 4日まで渋谷区代官山にあるレンタルスタジオ「CLUB HOUSE」でポップアップイベントを開催。共同出店するのはアニメやスポーツ界とのコラボ、文字や数字のロゴを選べるキャップなどで話題の『MADE IN WORLD』。早くも巨人時代にチームメートだったロッテ・石川慎吾外野手や元投手の宮国椋丞氏ら戦友たちが続々と訪れるなど好評だ。自ら店頭に立つ辻氏は「いろんな方々に着てもらいたい。いずれは全国のセレクトショップに置いていただくのが目標です。応援してくれる人のためにも頑張ります」と感謝を口にする。9日以降は大阪、名古屋、福岡でも逐次ポップアップイベントを開催する。 辻氏は三重・菰野高から2013年ドラフト3位で巨人に入団した辻氏は18年に現役を引退。ジャイアンツ・アカデミーでコーチを務めるなどし、現在はゴムボールを使用する男女混合の手打ち野球「ベースボール5」日本代表としても活躍。30歳の節目を迎えた今年、夢だったアパレル業に挑戦した。ブランド名は経営理念に『フィアオブゴッド』の創設者で辻氏が尊敬するジェリー・ロレンゾ氏の頭文字を加えた『Survive and Thrive like Jerry lorenzo』を略したもの。