台風13号 強い勢力で沖縄・奄美に接近か 3連休は大荒れのおそれ
日本のはるか南の熱帯低気圧が発達し、10日(火)夜、新たに台風13号が発生しました。台風は今後発達しながら北上し、3連休には強い勢力で沖縄や奄美に近づくおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
■台風13号「強い勢力」で近づくおそれ
日本のはるか南、マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧が発達し、10日(火)午後9時に、新たに台風13号が発生しました。11日(水)午前9時現在、台風はマリアナ諸島のグアム島付近にあって、西北西に時速20キロで進んでいます。台風は、今後も水温の高い海域を北上するため発達。週末には強い勢力となって沖縄や奄美に近づくおそれがあります。
■沖縄・奄美 3連休は大荒れや大雨の可能性
沖縄や奄美では、東シナ海にある別の熱帯低気圧や太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気の影響で、大気の不安定な状態が続いていますが、13日(金)ごろからは台風13号の影響が出始める見込みです。台風の進路や勢力によっては、週末からの3連休は、沖縄や奄美を中心に大荒れや大しけ・警報級の大雨となるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
■東シナ海にある熱帯低気圧は台風に発達せず
また、現在東シナ海にある熱帯低気圧も、当初、台風に発達する可能性が出ていましたが、気象庁によりますと、午前9時の解析で、台風に発達する見込みはなくなったということです。