「1月に去ることができると告げられた」恩師退任の余波、アントニーのマンU退団が濃厚に? 152億円FWは再び輝けるのか…
アントニーは冬の退団が決定的か…
マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWアントニーの将来に暗雲が立ち込めている。恩師のエリック・テン・ハフ監督が退任した現在、思うような結果を残すことができないブラジル人への批判は高まりつつあり、この冬にも退団する可能性があるようだ。イギリスメディア『talkSPORT』が、現地時間29日に現状を伝えた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 2022年夏、9500万ユーロ(約152億円)という莫大な移籍金でアヤックスから加入したアントニー。22/23シーズン以来、通算56試合のリーグ戦に出場し、5得点は明らかに物足りない数字だ。元々際立って得点関与数が多い選手ではないとはいえ、ウイングのポジションにあって、少ない得点数にとどまっている24歳に対しては、厳しい評価が下されている。さらに、アヤックス時代から師弟関係を築いていたテン・ハフ監督が、彼を継続的に起用してきたことについても批判が集まっていた。 『talkSPORT』は、「情報筋によると、アントニーは、ユナイテッド史上2番目に高額な移籍金で加入したものの、その価値を証明できず、冬の移籍市場の1月にクラブを去るようにと告げられたようだ」と、監督交代のタイミングで、構想外となっていると伝えられた可能性があることを報じている。現在、ブラジルの名門フラメンゴや古巣のアヤックスから関心が集まっているようで、まだまだキャリアを好転させるチャンスはあるはずだ。どのクラブで再起を図ることになるのか。あるいはユナイテッドに残留し、“覚醒”の時を待つのか、去就に注目が集まる。
フットボールチャンネル編集部