ドーピング違反のケモイが出場したニューイヤー駅伝4大会などの記録が抹消 実業団連合が訂正記録を発表
日本実業団陸上競技連合は、元愛三工業のロジャース・ケモイ(ケニア)が今年5月にAIUからドーピング違反による資格停止と記録の抹消の処分を受けたことに伴い、同選手が2016年7月18日から23年8月8日に出場した連合主催競技会の記録を抹消することを発表した。 元愛三工業ロジャース・ケモイのドーピング違反が確定 23年8月から6年の資格停止処分に 該当する競技会は全日本実業団対抗選手権の16年(10000m9位)、17年(10000m2位)、18年(5000m4位、10000m4位)の3大会。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は個人とともに、チームの成績も抹消され、18年(2区区間8位、総合10位)、19年(2区区間賞、総合30位)、20年(2区区間9位、総合6位)、22年(2区区間20位、総合22位)の4大会が対象となる。 これにより、全日本実業団選手権での総合得点も変更。ニューイヤー駅伝では愛三工業以下のチームの順位が繰り上がり、19年の2区区間賞がエバンス・ケイタニー(トヨタ紡織)となり、20年の入賞チームは6位がヤクルト、7位がコニカミノルタ、8位がカネボウと順位が変動した。
月陸編集部