ＨＥＮＡＲＥ(左)と鷹木信悟

　新日本プロレスは、29日神戸ワールド記念ホール大会の全対戦カードを15日に発表した。 　新たにNEVER無差別級選手権の開催が決まり、王者のHENAREに鷹木信悟が挑戦する。9日の後楽園大会で高橋ヒロムを退け初防衛に成功したHENAREに、ヒロムと同じ「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の鷹木が挑戦を表明していた。 　先日、地元の山梨でデビュー20周年大会を成功させた鷹木は、IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也との同門王座戦実現を狙う。内藤の前に立つために、ここで勲章を取れるか注目だ。 　また、IWGPジュニアヘビー級王者のDOUKIは、金丸義信とのV2戦が決定。11日の初防衛戦（仙台）で石森太二を退けた王者を金丸が襲撃し「テメーみてえな薄っぺらいチャンピオン、顔じゃねえんだよ！」と挑発していた。 　この他、NEVER無差別級6人タッグ王者の棚橋弘至＆矢野通＆ボルチン・オレッグには、「ハウス・オブ・トーチャー（H．O．T．）」のEVIL＆高橋裕二郎＆SHOが挑む。14日の登別大会ではH．O．T．のEVIL＆裕二郎＆ディック東郷を退けたが、試合に介入したSHOが「もっとちゃんとした場所でやり直せ」と言いがかりをつけていた。 　同大会では既に王者・内藤vsグレート―O―カーンのIWGP世界王座戦と、王者デビッド・フィンレーvsYOSHI―HASHIのIWGP・GLOBALヘビー級選手権が決まっている。これでタイトルマッチ5試合が出揃った。 　また、G1クライマックス覇者ザック・セイバーJr．は藤田晃生、「X」と組み、ジェフ・コブ＆カラム・ニューマン＆フランシスコ・アキラとの対戦が決定。10月14日の両国国技館大会でIWGP世界王座挑戦を控えるザックが、「TMDK」の新メンバー「X」に誰を連れてくるのか注目だ。