東京ヤクルトスワローズ・長岡秀樹選手、初球で振り抜いたサヨナラ適時二塁打で2回目の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞
セ・リーグ 東京ヤクルトスワローズ・長岡秀樹選手が、7月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。 【写真を見る】サヨナラ打を放った瞬間の長岡秀樹選手 長岡選手は、7月28日神宮球場で行われた対広島東洋14回戦、3対4の1点ビハインドで迎えた9回裏、二死二、三塁の場面で、左中間へ起死回生の逆転サヨナラ2点適時二塁打を放った。 東京ヤクルトは、先発・阪口投手が序盤に失点を重ね0対3と劣勢に立たされるも、3回裏に赤羽選手の2点本塁打、5回裏には山田選手のソロ本塁打で同点に追いついた。しかし、6回表にマウンドに上がった大西投手が先頭打者・坂倉選手に本塁打を浴び、再び勝ち越しを許してしまう。その後、打線はチャンスを作るものの決定打を欠き、迎えた9回裏、相手マウンドには広島東洋の守護神・栗林投手。代打・川端選手、山田選手の連打などで二死二、三塁とサヨナラのチャンスを作り、打席に立ったのは長岡選手。ここまで4打数無安打で迎えた打席であったが、初球に狙いを定め振り抜いた打球は、左中間を破る逆転サヨナラ2点二塁打となり、ファン総立ちの劇的な一打で勝利を掴んだ。 長岡選手の受賞は昨年5月度以来となる2度目の受賞となった。 ――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします 「そうですねこのような賞を選んでいただき、すごく光栄に思います。もっともっとこういう賞をいただけるように頑張りたいなと思います」 ――当時のサヨナラのシーンを振り返って、二死二、三塁の場面で栗林選手から初球を打ちにいきましたが、ある程度投げてくる球種、ボールは頭にあったのでしょうか? 「特にはないです。チャンスだったので、初球から甘い球なら振ろうと決めていたので、しっかり準備はしてました」 ――現在15試合連続安打というところで、かなり好調に見受けられますが、好調の要因や、意識を変えたところはありますか? 「しっかりとした準備をして、相手のデータも頭に入れながら、そういう準備ができてるのかなと。そういう要因が大きいと思います」 ――プレイしやすい、もしくは好きな球場があれば教えてください 「もちろん、神宮球場です。やっぱり僕たちのホームなんで、ヤクルトファンが多いっていうのでやっぱ一つのプレーで沸いてくれますし、そういうところで後押しされてるなっていうのが一番好きですね。神宮球場意外だと、やっぱり東京ドームは夏は涼しく、冬は暖かい...そういう環境は良いかなって」 ――現在は、主にショートをやっていますが、他にやってみたいポジションはありますか? 「ピッチャーやってみたいです。先発ではなく、点差が離れた時に...(笑)。中学校の時にピッチャーをやってたので、楽しかったなと思って。『点差がついた時に』って監督には言ってるんですけど(笑)」 ――サヨナラにまつわるエピソードはありますか? 「やっぱり、去年の人生でも初じゃないかなっていうサヨナラホームランを放ったのが思い出ですね」 ――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします 「残りシーズンも少ないですが、1試合でも多くの勝利を皆さんと分かち合えるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」 ※月間スカパー!サヨナラ賞とは 月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。 文=HOMINIS編集部
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