【解説】八丈島近海震源の地震で震度3 関東など広範囲で揺れ 八丈島近海の地震活動は?
■八丈島近海の地震では震度3に
この地震では伊豆諸島の三宅村で震度3を観測したほか、東北地方から関東甲信、北陸、東海地方の広いエリアで揺れを観測しました。震源が深さが100キロと深かったため、広範囲で揺れを感じました。
八丈島周辺を断面図で見てみると、東側から太平洋プレートが沈むこみ、プレート境界付近などで地震が多くなっています。今回の地震は震源が深く、揺れが太平洋プレート沿いに伝わったため、東日本の広範囲で揺れを観測することになりました。 一方で、島の近くの浅い場所にも地震が多発しているところがあります。伊豆諸島では火山島が多く、浅い場所では火山性の地震が多く発生する特徴があります。