シーイン 、コンテンツ制作の内製化について語る。新作投入の短サイクルにどう対応しているのか?
ホストのフォロワー数よりコニュニケーション力を重視
またシーインは既存のライブストリーミング事業にも注力した。同社はこれまで、4人のライブストリーミングホストを有しており、ホストたちはリングライトとスマホを使ってそれぞれの自宅でライブ配信を開催していた。同社はすぐに、完全なコントロールルームを備えた専用スタジオを作り上げた。 ライブストリーミング配信は毎週火曜日、木曜日、日曜日にシーインのアプリで視聴できる。この番組はエンターテイメントと教育の両方を提供している。配信では30着の衣服が紹介されるが、ホストはそれぞれの服の詳細を紹介するとともに、それらの服を使ったスタイリングについて提案する。ラニヨン氏によると、毎回「数十万人の視聴者」がアプリで配信を見ているという。 ライブの視聴者が増えるにつれ、同社は若い母親やあらゆる体型の女性など多様なタレントを起用し、シーインの幅広い商品の品揃えについて語るようになった。また大勢のフォロワーを抱えている人ではなく、カメラや視聴者とうまくやり取りできる人々を採用することにしている。このライブ配信の最適な長さは約7分間だとラニヨン氏は話す。 「商品を買ってもらうことがすべての目的だ。エンターテイメントや教育の要素を含めることで、その視聴体験をさらに豊かにすることができる。最初から最後まで視聴者に商品を押し付けるだけでは意味がない」。 [原文:How Shein’s content is keeping up with its fast-paced supply chain] Maria Monteros(翻訳:ジェスコーポレーション、編集:都築成果) Image via Shein
編集部