山本里菜アナ ゴルフのベストスコアは? 最近は「『上手くなりたい』が口癖です(苦笑)」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。10月12日(土)の放送は、前回に引き続き、フリーアナウンサーの山本里菜(やまもと・りな)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆最近は「ゴルフが上手くなりたい」が口癖に…!?
丸山:ゴルフはいつからやっているんですか? 山本:ゴルフは3~4年前ぐらいから始めて、最近ようやくレッスンに通い始めたんですよ。 丸山:最初は誰に教わったんですか? 山本:最初は私の父とか主人に教わりながらでした。 丸山:旦那さんの腕前は? 山本:えっと……大体85とか90とかそのぐらいかと。 丸山:上手じゃないですか。でも、あんまり技術的な部分には関わらないほうがいいかもしれないですね(笑)。レッスンは大事ですから、ぜひレッスンには行ってください。 山本:はい。 丸山:レッスンは、週1ぐらいは行っています? 山本:2週間に1回ぐらいのペースになってしまっていて。 丸山:やっぱり教わったことをしっかり体に記憶させるのが難しいので、(2週間に1回のペースだと)なかなかね。忘れちゃう人が多いんですよ、「あれ!? なんでしたっけ?」って。 山本:そうそう。(2週間ぶりに)レッスンに行っても「また戻っちゃっているよ」って言われて、また最初からになっちゃうんですよ。 丸山:でしょう? だから、おさらいで何かちょっとできるといいんですけどね。週に1回ぐらい教わって、週に1回ぐらいまた違う日に練習に行けたら。上手くなったら、すごく楽しいんですよ。 山本:いやぁ、本当に「(ゴルフが)上手くなりたい」が、口癖です(苦笑)。練習あるのみですね。 丸山:ラウンドはどのぐらい行っているんですか? 山本:ラウンドは、夏が暑すぎて全然行けなかったんですけど、月に2回ぐらいは行っています。 丸山:月に2回ぐらいならいいですね。飛距離はどうですか? 山本:ドライバーが本当にめっちゃ当たると200ぐらいは……。 丸山:すごい! パンチあるじゃないですか。 山本:でも、18ホールのうち1回か2回ぐらいしかないです。 丸山:世界のスーパープレーヤー、ジャック・ニクラウスの名言で、「自分の思ったような球を打てるのは1日に2回ぐらいしかないんだ」って、メジャーで18回勝っている超一流の人が言っているんですよ。だからゴルフはそうじゃなくて、自分の思った球が打てないながらも、スコアメイクをできる方法があるんですよ。 山本:なるほど~! 丸山:許容範囲に収めるってことが大事。許容範囲で収めていれば、そんなに大きなミスにならないんですよ。だから、いかに再現性を高めていくか。再現性を高めることによって、その振り幅を狭くしていく。そんなに思った球は、僕らでも会心のいい当たりなんて2~3発なんですよ。 山本:そうなんですか!? 丸山:例えば、松山英樹もよく手を放してベタピンにバタンとくっつくときがあるでしょ? 思ったことができなくても、ああなるっていうのは、それなりに再現性があるんですよ。数ミリずれていても、(許容範囲で)収められる。それができるように、とまでは言わないですけれども、その振り幅を広げてでもできるようになってくると、大きなミスにならないんです。 山本:そうなんですね。 丸山:3パットとか連続でやっちゃうでしょ? 山本:はい。 丸山:2パットでいければ、そんなにミスがないんです。みんな3パットとかめちゃくちゃやっちゃうから、そういう部分をしっかりやっていくと、(スコアのアベレージが)90が80になってきたりするので、そういうところを目指してやると、当たらないじゃなくて、同じことの繰り返しをちゃんとできるかどうかってことを大事にしたほうがいいんじゃないかなと僕は思うんですよね。 山本:そのためにはどうしたらいいんですか? 丸山:やっぱり練習なんですよ。練習と言っても、球を打たなくてもイメージでちゃんとスイングづくりをきちんと家でできる人もいるんですよね。例えば、腹筋を毎日100回やるのと一緒で、毎日イメージスイングを20回。これをやるだけでも全然変わる。鏡を見ながらパットのバックスイングがこの辺、インパクトがこの辺にきているって。クラブの重さっていうのは、振らなくてもちょっと持っているだけでも全然違うので、何日かに1回はクラブを持って降ろしてみるとか。 山本:それだと毎日おうちでできますもんね。 丸山:そうそう、イメージの素振りだけでも。バックスイングの形はこうで、ちゃんと教わった通りの形に収めたい、フィニッシュはここに持っていきたいってことだけでも、(イメージをしながら)やっておけば、かなり変わりますよ。何もやらないと、忘れちゃうじゃないですか。 山本:はい。 丸山:何かひとつ、1分でもいいので、イメージで10回でも20回でもやってくれたら上手くなるんじゃないかと。ところで、ベストスコアいくつですか? 山本:ベストスコアは、91なんですけど……。 丸山:おっ、上手いじゃないですか!? 山本:ただ、ちょっと言い訳させてください。沖縄で主人と2人でラウンドしたんですけど、すごくゆるいルールと言いますか。 丸山:ゆるいルール、和気あいあいでね。 山本:和気あいあいで、OKありだったので、厳密にやるともうちょっといっていたかもしれない。 丸山:完全なホールアウトじゃないから、「それは(ベストスコアとは)違うよ」と言われたらそうじゃないかもしれないけど、一応ね、「いいんじゃない? それはOKで」って。 山本:はい、それで91なので。 丸山:そんな人ばっかりですから大丈夫(笑)。 山本:よかった~(笑)。 丸山:このラジオを聴いてる人でも、ベストスコアを出している人で、完全ホールアウトで完全にルールに則ってやっている人はほぼいません(笑)。でもね、僕は思うんですけど、やっぱり一般の方はスコアにこだわる人はこだわっていいと思うんですけど、楽しくやるのにあんまり難しい状況からやらなくていいと思うんですよね。ルールはゆるめでいいと思いますし、(ベストスコア)91で全然胸を張って大丈夫ですよ。 山本:ありがとうございます(笑)。 丸山:最後に、山本さんの思うゴルフの魅力と、今後のお仕事の展望を聞かせていただけますか? 山本:ゴルフの魅力はいっぱいありますけど、一緒に回った方とゴルフを通してすごく仲良くなれるのが魅力のひとつかなって思っています。 丸山:素晴らしい。それはもう間違いないですね。“全然合わない人なのかな”という印象で思っていたら、1日(一緒にラウンドして)終わったら、とてもいい印象に変わっていてね。 山本:そうなんですよね、“仲良くなってる!”みたいなこともありますよね。 丸山:そして、これからのお仕事の展望はありますか? 山本:まずは、TOKYO MXで初めて私の冠の情報番組(「おはリナ!」月~金曜あさ7:00~8:00)を担当させていただくということで、しっかりと皆さまに情報をお届けしながら、いい朝を迎えていただけるような番組にしたいなというふうに思っています。ゴルフも続けていきたいので、ゴルフのお仕事もお待ちしております(笑)。 (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年10月12日(土)放送より)