【広島】痛恨サヨナラ負けで首位陥落も…新井貴浩監督「たくさん収穫もあった」/一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク5X―3広島=延長10回=(2日・みずほペイペイドーム) 【動画】一時は起死回生となった田中の同点3ラン 広島が、今季3度目のサヨナラ負けで5月27日以来6日ぶりに首位から陥落した。3―3の延長10回に登板した島内が、2死一塁から近藤の一発に沈んだ。今季3度目の同一カード3連敗で今季2度目で最長タイ4連敗となった。 打線は0―3の9回に意地を見せた。先頭の4番・小園が中前打を放ち、1死から2戦連続の今季6度目となる先発マスクをかぶった石原が左前打。2死一、二塁から、途中出場の田中が起死回生の同点3ランを放った。田中が本塁打を放てば、20年9月25日のDeNA戦から12連勝中だった。不敗神話が途切れ、逆に福岡では18年6月17日の白星を最後に、日本シリーズを含めて10連敗(2分け)となった。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。 ―9回2死から追いついた 「本当に(田中)広輔、よく打ったよね。素晴らしいホームランだったよね。ベテランの技術と経験と“決め”。広輔の強みでもある“決める”ことができるから。技術と経験が詰まったすごいホームランだったと思います」 ―小園選手と石原選手が安打でつないだ 「3点差になったけど、みんな諦めていなかったから。そういう雰囲気だったから。負けはしましたけど、たくさん収穫もあった試合だったかなと思います」 ―最後は島内投手が 「しょうがないよ。追い込んでから、あの高さの球をホームランにされるんだから、これはもう相手を褒めるしかないです。あれはしょうがないです。 ―アドゥワ投手の早めの継投はプラン通りか 「プラン通りではないけどね。日曜日だから中継ぎを使いやすいというのもあったけど、今日は制球に苦しんでいるように見えたので。中盤から終盤にさしかかっているところで、次の1点をとられたらキツイと思ったので、ちょっと早めにチェンジしました」 ―5回2死無走者という場面での継投だった 「あそこは、もう決めてた。栗原くんのところで。2アウト取っていても行くよ、というのは決めていました」 ―ここ3試合、小園選手と末包選手の4、5番に打点なし 「まだ若いので、良い経験にしてほしい。いつもいつも打てるわけじゃないしね。またバッティングには波があるので、絶対にね。またいい経験にして、成長してもらいたいなと思います」 ―1日挟んで本拠地で6連戦 「負けはしましたけど、1回追いついて、収穫もあった試合だった。また明後日からしっかり頑張りたいと思います」
報知新聞社