petalhead、“現実と理想のあいだ”に揺れる様子を描いた新シングル「Kakera」リリース
東京を拠点に活動するJaime AliseとRiku Oguraの2人からなるユニット“petalhead”が、新シングル「Kakera」をデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。 “現実と理想のあいだ”に揺れるようすを描いたこの曲は、Jaime Aliseの詩的な世界観を基に、穏やかな序章から徐々に緊張感を高め、壮大な物語を紡ぎ出しています。Riku Oguraが手掛けるサウンドは、場面がめまぐるしく移り変わるかのように展開しながらも、Jaime Aliseのメロディアスなヴォーカルが中心となり、リスナーの心をしっかりキャッチします。そのメロディの芯の強さとアレンジの巧妙な絡み合いが、まさしくpetalheadの独特な魅力を見事に体現している1曲に仕上がっています。 [コメント] 「Kakera」は日本語の通り「欠片」を意味し、理想と現実のあいだを意味しています。 その二つの境界がぼやけ、どちらにいるのかを考えさせられる瞬間のことです。信号機が一種の象徴となりました。 青信号は進み、赤信号は立ち止まる。Kakeraはその瞬間を捉えています-――手が届きそうで届かない何かへと青信号が私を導く。でも、全てが夢のように、現実が私を引き戻そうとするのです。 Kakeraは、「現実の世界」と「理想の世界」の間を揺れ動いている繊細な緊張感を語っている曲です。 ――Jaime Alise(petalhead) ギターを手に取ると、いつもどこか捻くれたコードを弾く自分に気づきました。 それに気づいた私は、そんな自分を否定しようと今回は単純なパワーコードをつま弾きながらKakeraは形作られていきました。 しかしそのまま曲を書いていると、やっぱり何かつまらない。 結果自分が大好きな捻くれたコード進行や展開が現れてきて、王道に行けない日陰者な自分を投影しているかのような構成になっていきました。 Kakeraのデモが浮き彫りになったときは、なんだか自分らしい曲過ぎるなぁと思っていましたが、Jaime Aliseが、その心に響く歌声とメロディをまさしく最後のカケラのように嵌めてくれました。 ――Riku Ogura(petalhead)