（ブルームバーグ）： 米プライベートエクイティー（未公開株、ＰＥ）投資会社ビスタ・エクイティ・パートナーズが支援する自動車データ・ソフトウエア・サービス企業、米ソレラは、新規株式公開（ＩＰＯ）で約100億－130億ドル（約１兆5970億－２兆760億円）の評価額を目指す方針だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

保険会社やディーラーなどの顧客向けに自動車のライフサイクル・データを分析するソレラは、早ければ今週中に米国でのＩＰＯ計画を公式に申請する可能性がある。潜在的投資家向けの募集は７月中旬にも開始し得るという。関係者は未公表情報だとして匿名を条件に話した。

一部関係者によると、ソレラは最大15億ドル規模のＩＰＯを目指す可能性がある。ブルームバーグ・ニュースは４月、ソレラが10億ドル以上調達できるＩＰＯを検討していると報じていた。

ソレラはＩＰＯを非公開の形で申請していた。

関係者によれば、ＩＰＯの時期などの詳細はまだ変更の可能性がある。ビスタの担当者はコメントを控えた。ソレラの広報担当者に取材を試みたが、すぐには返答はなかった。

原題：Vista-Backed Solera Said to Seek Up to $13 Billion Value in IPO（抜粋）

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