日本語学ぶイスラエル人男性が人質に…家族が辻外務副大臣と面会 早期の解放願う
イスラエルを訪問中の辻外務副大臣は2月28日、イスラム組織ハマスに人質に取られているイスラエル人の家族らと面会しました。家族らは人質の早期解放に向けた支援を訴えました。 イスラム組織ハマスは、去年10月7日の大規模攻撃以降、依然として130人以上の人質をパレスチナ自治区ガザ地区で拘束しています。 こうした中、イスラエルを訪問中の辻外務副大臣が2月28日、ハマスに人質に取られているイスラエル人の家族らと面会しました。 日本語を学んでいた息子・ガイさんが人質となってる父親のイランさんは、日本のイスラエルへの支援に感謝を述べた上で、「息子は日本に桜を見に行く予定だったが、人質となっているので見に行くことはできない」と話し、早期の解放に向けた支援を訴えました。 イランさんによりますと、辻外務副大臣は「ガイさんが解放されたら、日本で桜を見るという夢をかなえてあげたい」と応じたということです。 人質の家族らによる団体は、ガザ地区近郊からエルサレムまでをデモ行進するイベントも行っていて、一日も早い解放を改めて訴えています。