19’センバツ龍谷大平安 練習試合、地元で汗 美濃加茂に4-2 打線のつながりに課題 /京都
第91回選抜高校野球大会に出場する龍谷大平安は17日、京都市伏見区の龍谷大平安ボールパークで美濃加茂(岐阜)と地元で今年初の練習試合を行い、4-2で勝利した。7~13日の沖縄遠征からの通算成績は5勝2敗1分けとなった。 雨が降り続く悪コンディションの中、先発した左腕・野沢秀伍投手(2年)が被安打3、11奪三振の好投で8イニングを四回に喫した2ランによる失点のみに抑え、最後は橋本幸樹投手(2年)が1イニングを三者凡退で締めた。しかし、打線は四回のワンチャンスを生かして野沢投手の2点適時打などで4点を奪ったものの、全体としてはつながりを欠いた。 原田英彦監督は「1~4番の調子が上がってこない。特に4番の水谷(祥平主将)は考えすぎ。もっとシンプルにバットを振ればいいのに。野沢はなぜ完封できなかったのか考えてほしい」と本番に向けての課題を口にした。19日には浦和学院(埼玉)を同球場に迎えてセンバツ前最後の2試合が予定されている。【矢倉健次】 〔京都版〕