侍ジャパン・戸郷翔征、決勝先発は「楽しみな戦い」 中5日も前回4イニング63球で準備OK
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」2次リーグ(23日、日本9-6台湾、東京D)日本は戸郷翔征投手(24)=巨人=が台湾との決勝戦に先発する。キャッチボールなどで調整した右腕は「久しぶりに楽しみな戦い。世界一になれるかは僕にかかっていると思うので、全力で投げたい」と凜とした表情だった。 台湾での1次リーグ、ドミニカ共和国戦では4回5安打2失点。中5日での先発となるが、球数は63球に抑え、決勝に照準を合わせてきた。今大会で台湾とは3度目の対戦。「相手のデータは2試合あって、僕のデータは相手に見せていない」と情報戦で優位に立つ。 決勝の重責には「先発に立てるのは一人しかいない。WBCでは今永(カブス)さんがやった。そこを背負えるというのはすごくうれしい。野球人生にとっていいことしかない」と向き合った。(横山尚杜)