【フィリーズR】僚馬に追いつけ追い越せ!シカゴスティング 庄野師「順調」狙うは2週連続桜切符だ
「フィリーズレビュー・G2」(10日、阪神) 先週のチューリップ賞をスウィープフィートで制し、勢いに乗る庄野厩舎が期待の1頭を送り込む。阪神JF5着とG1の舞台でも存在感を示したシカゴスティングだ。 強力ライバルを相手に果敢にハナへ。レースレコードを誘発する軽快なラップを刻み、先行勢がズルズルと後退する中、しぶとく掲示板を確保した。庄野師は「少しテンションが高かったですが、マイルでも内容としては悪くなかったです」と、大舞台でのパフォーマンスに合格点を与えた。 火曜朝は栗東坂路を4F60秒1-14秒7で軽やかに駆け上がり、軽めの調整で息を整えた。トレーナーは「体もふっくらしていて、順調に来ていますね。テンションが高いところがあるので、そのあたりに気をつけながら。馬込みで我慢させる調教をしてきました」と納得の表情で入念な準備について説明した。 今回は、2戦して【1】③着と堅実な結果を出している1400メートルが舞台。「距離が短くなるのは、いい方に出るんじゃないかな。ハナにはこだわりませんし、道中でうまく脚をためて運べたら」と好走をイメージする。 「先週は権利を獲ることができて良かった。スウィープフィートは切れで、この馬はスピードが持ち味。十分チャンスがある馬だと思いますし、ここもしっかり桜花賞に向けて頑張ってもらいたい」。僚馬に追いつけ、追い越せ!2週連続で桜切符をゲットしてみせる。