20日(水)午後9時の雨・雪・風の予想

　西日本は20日（水）は、東日本から北日本は21日（木）にかけて、暴風や高波に警戒が必要だ。また、21日（木）にかけて西日本から東日本は、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうに注意で、西日本の日本海側と東日本は、山沿いを中心に大雪による交通障害にも注意・警戒が必要となる。

21日(木)午前9時の上空の寒気と予想天気図

　西日本から東日本の上空およそ5500メートルに、21日（木）にかけて－36℃以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む見込み。また、関東の東に発達中の低気圧があり、21日（木）にかけて、日本の東で急速に発達する予想となっている。 　低気圧の発達に伴い、西日本から北日本の広い範囲で非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる所がある見込み。また、低気圧に向かって流れ込む湿った空気や上空寒気の影響により、西日本から東日本は21日（木）にかけて、大気の状態が非常に不安定となりそうだ。西日本の日本海側と東日本は、山沿いを中心に大雪となる所がある見込み。

暴風・高波

21日(木)午前0時と午前7時の雨・雪・風の予想

　西日本は20日（水）は、東日本から北日本は21日（木）にかけて、非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる所がある見込み。暴風や高波に警戒が必要だ。 ＜20日（水）に予想される最大瞬間風速＞ 　東北、関東甲信、東海　35メートル 　北陸、近畿、中国　30メートル ＜21日（木）に予想される最大瞬間風速＞ 　東北　30メートル

21日(木)午前6時の波の予想

＜20日（水）に予想される波の高さ＞ 　伊豆諸島　7メートル ＜21日（木）に予想される波の高さ＞ 　伊豆諸島　7メートル

雷・突風・降ひょう

積乱雲が近づくサイン

　西日本から東日本は、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。

大雪

予想される24時間降雪量

　西日本の日本海側と東日本は、山沿いを中心に大雪に注意が必要だ。上空寒気の強まりによっては、警報級の大雪となる地域が広がるおそれがある。大雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意が必要だ。 ＜21日（木）夕方までの予想降雪量（多い所）＞ 　北陸　　　70センチ 　関東甲信　50センチ 　中国　　　15センチ