「どうなってんの???」ゆで卵の黄身が「歯」!? 歯科衛生士が本気で作った〝お弁当〟がセンスの塊
「歯」の形の黄身、どうやって?
お弁当の細部にこだわりが光りますが、担当者がもっともこだわったのが「ゆで卵」です。 本来丸い形の黄身が、「歯」の形になっています。一体、どうやって作ったのでしょうか? 「歯科衛生士の念力……ではなく、卵を半分まで割って中身を取り出し、白身だけを殻に戻して蒸します」 「スチールプレートで自作した歯の型で白身をくり抜き、そこに黄身を流し込んで、再度蒸せば完成です」 アイデアと手間の賜物でした。 「少し大変な作り方ですが、歯への愛とこだわりが打ち勝ち、なんとか完成しました」と担当者は笑います。
「歯」への意識が高まってほしい
これまでもヨシダは、ハロウィンに「ドラキュラの歯」のお菓子や、バレンタインに歯のチョコレート、ホワイトデーに歯のゼリーを作ってはXに投稿してきました。 中でも今回の「いい歯の日のお弁当」が一番のお気に入りだといいます。 担当者は、「歯科業界の方も、一般の方も、誰が見てもほっこりしたり、楽しめたりするような内容を投稿することで、一人でも多くの方に見ていただけるように心がけています」と話します。 「SNSで需要や流行が左右される現代なので、少しでも『歯』に関することが多くの人の目に触れることで、日本の歯科口腔意識も高まればいいなと思っています」 「健康寿命を伸ばすためには、口腔健康管理は必須です。弊社のSNS投稿をきっかけに『そういえば最近歯医者行ってないな、行こう』『やっぱり歯は大切だな』と思い出してもらえるとうれしいです」