そもそも「ヌン活」とは何? アフタヌーンティーの定義から紐説いてみた
◆ 新しいアフタヌーンティーとは?「喫茶時間」
アフタヌーンティーは豊かな喫茶時間の象徴ですが、あくまでも嗜好品なので、いろいろな選択肢のなかから自分に合うスペースが見つけられたらそれが一番。そんなお話を聞いていると、土井先生が以前からされているという家で楽しむアフタヌーンティーが新鮮に感じ始めました。 たとえば買ってきたものでも良いので、基本のティーフードをお皿に盛り付けて美味しい紅茶を用意すれば、アフタヌーンティーが完成します。お庭を望むドローイングルームをイメージして小さい生花を飾り、いつもは使わないようなナプキンを用意したら、アットホームで気取らない、でも特別な、親しい人とのアフタヌーンティーの時間がつくれます。最近の流れを考えると、むしろ「おうちアフタヌーンティー」が新しいのかもしれません。 取材・文・一部写真/太田浩子 協力/土井茂桂子先生