JO1・豆原一成、モットーは「正解より全力」初の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で“表現者”として得たものとは
◆同じくいづみの孫・千景役を演じる片岡凜さんが「豆原さんはいい意味で力が抜けていて、おかげで自分もすっとキャラクターに入れる」と言っていました。 僕、こう見えて不安になりがちなんです。周りからもよく「あまり不安ではなさそう」と言われますし、片岡さんにもそう思ってもらっているみたいですが…。実はいつもガチガチに緊張しているんですよ(笑)。 ◆ちなみに、豆原さんから見た片岡さんの印象は? 年齢は僕より1つ下なのですが、すごく大人っぽくて落ち着いている印象がありました。でもこの前、1日に食べる量は少ないのに結構しっかり運動と筋トレをしていると聞き、思わず「それはやめた方がいいですよ」とツッコんじゃいました(笑)。撮影を重ねていくうちに天然な一面も見えてきていますが、お芝居のときは、グッと役に入られるのがすごくて、そこのギャップが素敵な方ですね。 ◆第5話ではチョコと抹茶のアイスを選ぶシーンがありました。星也は抹茶を選んでいましたが、あのとき実は片岡さんは抹茶が欲しかったそうで…。 そうなんですか!? 星也的にはどっちでもよくて、適当に抹茶を選んじゃいました。普段だったら「僕はどっちでもいいから、選んでいいよ!」って言うのですが、星也だったからということで…許してください!(笑)。 ◆今後俳優としてチャレンジしたいことはありますか? いろいろな役を経験してみたいですが、特にまだ演じたことがない現役高校生役に興味があります。制服を着て、たくさん生徒が出演するような学園モノに憧れがあって、今この年齢だからこそできる役だと思いますし、ぜひ挑戦してみたいなと思っています。 ◆本作で表現者として得たものは? 塚原監督から「自由にやりたいようにやっていいよ」と言われたのですが、改めて「自由に表現する」ことに向き合うきっかけになり、とても勉強になりました。お芝居はもちろん、普段のパフォーマンスでも曲の雰囲気に合わせて表現することがあるので、そういうときに本作での経験を活かせたらなと思っています。 ◆本作は豆原さんにとってどんな作品になっていきそうですか? きっと、とても成長を感じる作品になるだろうなと思います…! 素晴らしい俳優の皆さんとお芝居させていただくことは、僕にとって日々学ぶことばかりの貴重な経験です。そして、“豆原一成”という俳優の存在を視聴者の皆さんに少しでも知ってもらえるきっかけになったと思うので、これを必ず次につなげていきたいです! ◆劇中の「人生、変えたくないか?」というセリフにちなみ、オーディションを勝ち抜いてデビューし、人生を大きく変えた豆原さんから読者の皆さんに掛けるエールの言葉は? 僕の生きていくうえでのモットーは、“正解より全力”。これはお芝居だけではなく全てのことに通じると思っています。正解を求めてやっていると、失敗して落ち込んでしまったり、上手くできるか不安になってしまうので、とにかく今の自分の全力を出し切ることが大切です。これは僕自身が2024年を通して感じたことでもあります。なので、これから何かに挑戦しようと思っている方は、あまり気負わず、全力でぶつかってみてください! ◆最後に視聴者の皆さんに今後の見どころをお願いいたします。 物語も後半に突入し、ここからの加速はこれまで以上になっていきます。皆さんの予想をどんどん超えてくるような、「この人が!?」みたいな展開が巻き起こっていくので目が離せないです。そして、物語が進むにつれて星也も少しずつ成長していきます。当初は引きこもりがちだった星也が、外に出ていろいろと行動を起こしていく様子が見られます。そんなさりげない変化にも注目しながら楽しんでいただけたらうれしいです! <第6話(12月1日(日)放送)あらすじ> 東京オリンピックを翌年に控えた1963年。多くの炭鉱が閉山に追い込まれる中、端島にはいつも通りの正月が訪れていた。 その頃、園芸部での活動に熱を上げる朝子(杉咲花)は、鉄平(神木隆之介)に育てた鉢植えを見せる。 うれしそうな朝子を見て、うれしくなる鉄平。2人の距離は確実に近づいているようだった。一方、賢将(清水尋也)はある決意をし、鉄平にだけその胸の内を打ち明ける。 そんな中、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)が荒木家を訪れる。リナを追手から命懸けで助けて以来、仲を深めた2人は、ある報告を告げにやってきた。 一方現代では、自分といづみ(宮本信子)に血縁関係がないこと、そしていづみの本当の名前が“朝子”だと知った玲央(神木)は、自分と鉄平の関係を探るため、鉄平が残した10冊もの日記をひもとくことに。するとその中の1冊に、“種”のようなものが挟まっていて…。
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