【徳島県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 世界的にも注目。風光明媚な大歩危祖谷の雪景色
◆大歩危峡の雪景色
大理石の彫刻がそそり立っているかのような奇石が連なる大歩危峡。およそ2億年の時を経てできた約8kmにわたる渓谷で、国指定の天然記念物となっている。 大歩危峡は徳島・吉野川の岩石やV字谷の様子を見ることができ、大歩危峡まんなかでは、大歩危峡観光遊覧船とレストランを楽しめる。 四季折々の渓谷美を見せてくれるのも大歩危峡の魅力。冬は、大河「吉野川」の水面に映る幻想的な雪景色を遊覧船に乗って間近に鑑賞。ダイナミックな自然の豊かさを感じることができる。 大歩危峡の雪景色(おおぼけきょうのゆきげしき) 所在地 徳島県三好市
◆DMVから眺める美しい海岸
サーフィンやSUPのメッカといわれる、澄んだ青い海が美しい徳島県南部。列車と車が融合したDMV(デュアル・モード・ビークル)からは、この海岸風景を存分に楽しめる。 線路と道路の両方を走行するDMV。2021年12月に世界初となる営業運行を開始して今年で3周年となる。徳島県海陽町から高知県室戸岬までの美しい海岸沿いを車窓から景色を眺めながら旅をすれば、開放的な気分に。 DMVから眺める美しい海岸(デュアルモードビークルからながめるうつくしいかいがん) 所在地 徳島県海部郡海陽町~高知県室戸市
◆吉野川のシラスウナギ漁
毎年冬になると吉野川で見られるシラスウナギ漁の風景。真っ暗な夜に光を灯した漁船が行き来しながらシラスウナギを獲る様は美しく、「とくしま市民遺産」に選定されている。 夜間に川面をライトで照らして行われる様子が幻想的で、写真愛好家から人気のある徳島の冬の風物詩となっている。 漁の期間は12月15日~4月末頃。観賞するには、大潮前後の干潮から満潮にかけてが最適なタイミングで、光を使う漁のため満月の前後は船の数が減っていく。 吉野川のシラスウナギ漁(よしのがわのシラスウナギりょう) 所在地 徳島市 吉野川河口付近
◆神通滝の氷瀑
神通渓谷の奥にある神通滝は、30メートルの落差を誇る県下有数の名瀑で、神山町を代表する滝のひとつとして知られている。 厳冬期には滝つぼまで氷結する氷瀑の滝としても有名。氷瀑が見られるのは、厳しい冷え込みが続く2月上旬頃。 氷の柱のようにそびえ立つ様は自然の雄大さを感じさせ、辺りには神秘的な雰囲気が漂う。普段の景色とは違う荒々しい滝の姿に心を奪われるはず。 神通滝の氷瀑(じんつうだきのひょうばく) 所在地 徳島県名西郡神山町上分江田