両親が安いスーパーで買い物すると言って、車で30分かけて買い物に行きます。ガソリン代もかかりますし、本当に節約になっているのでしょうか?
遠くにある激安スーパーを利用することで節約を図るものの、交通費などを考えると本当にお得なのか気になります。目に見えないコストが発生し、実際には近くのスーパーで買い物をするほうが節約につながっているかもしれません。 本記事では、遠くのスーパーを利用する際のコストや節約方法、近くのスーパーでの買い物との比較について解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車移動に伴うガソリン代
車で移動する際のガソリン代について確認してみましょう。一般社団法人日本自動車工業会が発表した「2023年度 乗用車市場動向調査」によると、車の平均燃費は13.8km/Lです。また、車種別の平均燃費は以下のとおりです。 車種別の平均燃費 ・大・中型車:10.8km/L ・小型車:15.8km/L ・大衆車:15.0km/L ・軽自動車:14.7km/L ・ステーションワゴン:14.0km/L ・3列シートミニバン :11.6km/L ・SUV:13.3km/L 小型車で、時速40kmで片道30分移動(距離20km)した際にかかるガソリン代は、1往復あたり約442円です。 ※ガソリン代は、経済産業省資源エネルギー庁「給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)」にもとづき、2024年10月15日時点のレギュラーガソリン174.9円/Lで計算。 ※上記は概算のため、実際とは異なる場合があります。
遠くのスーパーまで行かなくてもトータルの支出を節約可能
遠くのスーパーに行くことで食材を節約できるかもしれませんが、移動にかかる時間やガソリン代を考えると、実際にはそれほどお得ではないかもしれません。また、車での移動時間が長くなるほど、パーツの消耗や事故リスクも増します。 近くのスーパーが高く見えても、セールや割引商品を利用すれば、今よりも節約できる可能性があります。スーパーでの買い物で使える主な節約方法は、以下のとおりです。 ・ポイントカードを活用する ・ポイントバック商品を選ぶ ・余分な買い物はしない ・セール情報を確認する ・割引商品を狙う ・クレジットカードでポイントを貯める 買い物にかかるトータルコストを考慮して、割引商品を狙うなどの工夫を行い、スーパー選びや節約を図ることをおすすめします。