弾道ミサイル発射を想定 長柄町の小学生らが避難訓練に参加
チバテレ(千葉テレビ放送)
国際情勢が緊迫化する中、海外から日本に向けて弾道ミサイルが発射されたことを想定した避難訓練が12月9日、千葉県長柄町で行われ、地元の小学生らが参加しました。 9日の訓練は国と県、それに長柄町が共同で行ったもので、他国から弾道ミサイルが発射され、千葉県に避難指示が出されたという想定で、町の住民や小学生が一連の行動を確認しました。 このうち町立日吉小学校では、授業中に校内放送で避難行動が呼びかけられ、児童たちはすぐさま防災頭巾を被り、窓から離れた教室の中央に机を寄せ合ってその下にしゃがみこみ、身を守る態勢を取っていました。 県によりますと、2022年10月以降、国内で北朝鮮のミサイル発射に伴うJアラートにより、避難が呼びかけられたのは7回ありました。 いずれも千葉県は対象地域とはなりませんでしたが、県の担当者は、昨今の国際情勢を踏まえ、訓練の必要性を強調していました。 千葉県 危機管理室 金子光宏室長 「弾道ミサイルはいつ飛んでくるかわからない状況。ミサイルは大人子ども関係なく何かあれば被害に遭うことになりうるので、子どものうちから的確な行動をとれるようにすることは大事」
チバテレ(千葉テレビ放送)